足りない何かを満たしたくて。出会ったのは超絶ドS男──『お前のおクチを塞(ふさ)がないとな?~彼に教わるMの品格~ 』

お前のおクチを塞(ふさ)がないとな?~彼に教わるMの品格~

欲しいものを数えだしたらキリがないけれど、かと言って自分は不幸じゃない。恋人はいないけれど、友達はいる、仕事もある、何も不自由はない。一般的に言えば『幸せ』な部類に入ると思う。でも、何かが足りない気がする。それは、彼氏がいないからだろうか? 本当にそれだけだろうか?

 

彼氏さえいれば、自分は満たされるのだろうか──?

 

お前のおクチを塞(ふさ)がないとな?~彼に教わるMの品格~ 』(作・ころめ)は、私たちの密かな願望を叶えてくれるかもしれない。変わり映えのしない毎日にほんのちょっとの刺激を求める人の願望を。

 

刺激を求めて出会い系──

大企業の地方営業所に就職して二年、そこそこのお給料を貰い、仕事にも余裕が出てきた。合コンも海外旅行も楽しめる。充実した毎日。でも、何かが足りない。

お前のおクチを塞(ふさ)がないとな?~彼に教わるMの品格~

そんな雪乃に、友人は言う。

「彼氏、いないせいじゃない? 」
「もっとキケンな場所に行けば良いんだよ。出会い系やれば? 」

よくある、あまりにも無責任すぎる友人の助言である。しかしそれは、無責任であるゆえに、“キケン”だ。堅実に生きてきた女にとっては十分すぎるほどの刺激である。

 

「大丈夫だよ、イヤだと思えばすぐ止めちゃえばいい」

 

既婚だというのに、出会い系で出会った男と軽々しく関係を持つ友人。いや、友人とは呼べないほど、浅い関係の付き合いをしていた二人だが、だからこそ開き直ってできる話がある。

 

雪乃が選択したのは、チャットと呼ばれるもの。出会い系であることに変わりはないが、それよりもワンランクだけフランクなものである。出会い系という響きに躊躇するタイプにとって手を出しやすい。

 

出会ったのは、32歳会社員。変な人だったらどうしようと戸惑いつつも、会う約束をする。

 

「実は人には言えない悩みとかあって……。お互い語り合ってみませんか? 」
雪乃が抱えているのは慢性的な不足感。では、彼の抱えている悩みは──?

 

待ち合わせ場所に来たのは、怖さも不安も一瞬で忘れるようなイケメン。

 

満たされない心を埋めるためには、“男”が必要なんだろうか? 刺激的なセックスをすれば、満たされるのだろうか。雪野は、出会って数時間話しただけのユウキとホテルに行く。

お前のおクチを塞(ふさ)がないとな?~彼に教わるMの品格~

「本当にかっこいいし、話してて落ち着く、してみたい」

 

イケメンは正義である。顔が良いだけじゃもちろんダメだが、イケメンというだけで許されることは多い。

 

彼の正体は、いきすぎた加虐趣味

ホテルに行ってからがこの作品の見どころである。イケメンで優しかったユウキの口調が、『僕』から『オレ』に変わり、彼の本当の姿を目の当たりにすることになる。

 

彼の悩み、それは、加虐趣味。サドである。なかなかパートナーが見つからないほどの、サドである。

 

ここから、ドM女子にはたまらない濃厚セックスが堪能できる。

お前のおクチを塞(ふさ)がないとな?~彼に教わるMの品格~

「おっぱいも卑猥な形に歪んで乳首も勃起してるじゃないか」
「こんなに豆も勃起させて硬くして恥ずかしい女だな」
「縛られて喜んで涎たらしてるな」
「こんなエッチな匂いのする穴、塞がないとな」
「思う存分奥まで突いてマン●壊してやるよ」

 

Mじゃなくても、ゾクゾクする。
イクのが怖いと思うほどのセックス、理性のない動物みたいなセックス。

 

「ここにいたら自分を見失う」雪乃は逃げ出した。

 

本社から配属されてきたのは、ユウキ

それから数日。「もうチャットもしない、知らない男とも会わない」そう決めた雪乃は、真面目に生きる決意をしていた。

 

そんなとき、本社からイケメンが配属してくるという知らせが入る。そう、配属されてきたのは、あのユウキである。本能むき出しの動物のようなセックスをした相手、ユウキである。

 

彼の本名は、『鬼頭誠』。仕事ができ、人にも好かれる、絵に描いたような出来る男。まるで何もなかったように振る舞う鬼頭。ヤキモキしているのは自分だけだったのかと思ったそのとき──。

お前のおクチを塞(ふさ)がないとな?~彼に教わるMの品格~

 

読んでるだけで、Mに調教されそう。足りない毎日を満たすのは、ドSな男と本能のままにするセックス──なのかもしれない。

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