「好きな人から愛されたい」「もっと大事にされたい」「お姫様のように扱われたいな」…こういった気持ちは誰でも持っているもの。
ただ、その気持ちがエスカレートしているというか、
人並み以上に強くて相手を困らせてしまう…。そんな女子っていますよね?
こういった症状のことを “愛されたい症候群”というのですが、自分では自覚がない人も多いんです。そこで今回は愛されたい欲が人並み以上に強い、“プチ困ったちゃん女子”の特徴やセルフチェックの方法と、改善方法を紹介したいと思います。
2タイプに分類される愛されたい症候群
愛されたい症候群の女子は大きく分けて2タイプに分類されます。
どちらも愛されたいという根本的な欲求は同じなのですが、性格・行動は大違い!
それぞれの特徴を見ていきましょう↓
人に嫌われるのが怖くて愛を求めているタイプ
このタイプの女子は自分に自信がなく、人に嫌われることを極端に恐れているのが特徴。
学生時代にいじめられていて、相手の顔色を常に伺っていた…なんていう辛い過去を持っている人も多い傾向あり。
恋愛でも無意識のうちに相手に合わせてしまうので、自分らしさを失いやすく関係性も窮屈になりがち。
その反動から、我慢の限界に来た時に、人間関係をシャットダウンして、自分の殻に閉じこもってしまう…なんてことに陥りやすいのがこのタイプです。
頼まれると断れない、イヤって言えない
人からお願いされたり、頼みごとをされた時に直感でイヤだな…と思うことってありますよね。
普通は「ごめんちょっと無理だわ…」などと断るのですが、このタイプの女子は断れません。
なぜなら、相手の要望を受け入れないと、「嫌われてしまうのではないか…」という恐怖心が働くから。
知らず知らずのうちに、頭の中では「愛されること=嫌われないこと」という方程式が成り立っているので…何でもOKしてしまうんです。
自分の意見は控え、相手の意見を優先
愛されたい症候群の女子は、やたら相手に合わせてしまう傾向あり。
自分の意見を言って嫌われるよりも、素直に相手に同調している方が楽だし、メリットが大きいと考えているからです。
自分の意志がない、何でも合わせてくれる人と周囲から思われやすいのも特徴。
頼まれると張り切りすぎちゃう!
「ありのままの自分では受け入れてもらえない」と無意識のうちに感じてしまっている愛されたい症候群の女子。
仕事・恋愛・プライベートなど、要求されてもいないのに相手の期待以上の成果を出すことを目指します。
その結果、張り切りすぎて体調を壊したり、空振りしたり…。
気を遣いすぎる性格がゆえに、その必死さが相手にも伝わって息苦しく感じさせている可能性も。
もっと自分を見て!かまってちゃんタイプ
このタイプは自分に自己愛が強く、特定の相手に愛されても満足できないのが最大の欠点。
- 「もっと自分の良さをわかってほしい」
- 「彼だけでなく他の人からも魅力的って思われたい」
…と不特定多数の気を引きたい気持ちがとめられないと、浮気や不倫などに発展。
一夜限りの関係を結んでしまったり、恋愛が長続きしなかったり…。
何度も自己嫌悪を起こすことに。
SNSのアイコンをしょっちゅう変更する
SNSやLINEのアイコン画像をコロコロと変えているのは、かまってほしいから。
加工アプリで自撮りした写真を載せたり、LINEの一言を頻繁に更新したり…。
女子はちょっと引き気味だけれど、男性はそれを見てけっこう食いついてくるからやめられないんですよね。
寂しがり屋で一人は苦手
かまってちゃんタイプの女子は、自分一人で何かをするのは苦手です。
誰かと一緒にいないと寂しくて仕方ないので、寂しさを紛らわせるために相手をとっかえひっかえ。
付き合った数は多いのに実にならない不毛な恋愛を繰り返したり、ダメンズを引き寄せやすいという傾向も。
自分のことが好きじゃない
自己愛が強いということは、「自分のことが好きで仕方ないんじゃない?」と思うかもしれませんが、実はその逆。
自信がないからこそ、自分にばかり意識が向いてしまうのです。
このタイプは「もっと可愛くなりたい」とか「仕事で充実したい」とか野心はあるけれど、理想に到達できていない自分に苦しんでいます。
自分で自分の価値を見いだせていないから、「他人に認めてもらいたい」という気持ちが人並み以上に強くなってしまうのです。
愛されたい症候群、一体何が原因なの?
幼少期の家庭環境
幼少期の家庭環境は今の自分の価値観や考え方に大きく関わっています。
両親が共働きでいつも寂しくお留守番をしていた。
幼い頃に母親が出て行ってしまい、父親に育てられた経験があるなど…。
このように両親からの愛情に飢えていると、
大人になってからも情緒面やパートナーシップに歪みが生じる人が多いようです。
恋愛面では過去に失った愛情を取り戻すかのように、相手に依存しすぎてしまったり、
愛情を求めすぎてしまったりと失敗しがち。
過去の恋愛のトラウマ
不倫やDVなど過去の恋愛にトラウマがあると、
「今度こそ幸せになりたい!」という気持ちになりますよね。
でも、実際にはその気持ちとは裏腹で恋愛に前向きになれなかったり、
自分のことを大切にしてくれそうな人とは真逆の不誠実な男性を選んでしまったり…。
何度も恋愛で同じ失敗を繰り返しやすいのも特徴です。
見放されるのが怖い!私を捨てないで…
大切な人が去っていった経験がある人も、このタイプに多いようです。
見放されるのが怖いので “嫌われないように”と誰にでも八方美人な態度を取ってしまう…。
それくらい頑張っているのに、好きな人から特別な存在って思ってもらえないのは、
仮面をかぶっているあなたに魅力を感じないからです。
本来のあなたらしさを出すことで、相手の特別な存在に昇格できるということも覚えておいて。
脱!愛されたい症候群〜改善策を教えて
愛されたい症候群を克服するには、愛されたい気持ちを少しだけ抑えて、愛することに意識を向けてみましょう。
恋愛では「相手は自分を映す鏡」という言葉があるのをご存知でしょうか?
何が言いたいかというと、あなたが愛を惜しみなく与えれば、相手も同じようにあなたのことを大切に扱うようになります。
でも、恋愛以外にも熱中できることがないと彼のことばかりに意識が向いてしまいますね。
そこで提案したいのは趣味を持つこと。それから資格取得の勉強やジム通いなどもいいですね!
あなたをキラキラと輝かせてくれる何かを見つけて欲しいなって思います。
まとめ
愛されたい症候群は自分への自信のなさ、愛情を感じられなかった過去などがきっかけで現れます。
まずは自分を大切にして、楽しめることを見つけたり、
きちんとあなたと向き合ってくれそうな相手を探すことも大事。
もし当てはまっていたら、愛をもらうこと以上に与えることを意識してみてください。
そうすれば彼との関係も今後の恋愛も上手くいくはずです。
逆に愛され過ぎて怖いパターンもあったりします!
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