ぐっちゅぐちゅの汗だくえっちがエロい♡ ──38℃のキス～真夏の午後､クーラーが壊れた部屋で…

タイトルがもうエロい、『38℃のキス～真夏の午後､クーラーが壊れた部屋で… 』（作・宮越和草）。もしかしてコレ、男性向け……？ って思ってしまうような設定ですが、大丈夫です。ちゃんとティーンズラブです。

 

絵柄もこれまた好き嫌いが分かれそうですが（人によっては男性向けっぽい印象を受けるかもしれない）、読み進めていくに連れて慣れてきます。というか、7つも年下のお相手役が可愛いんです。

 

出会いがない、と嘆いているレディはいませんか？ イケメンの修理屋さんが来て、思いがけずえっちな空気になっちゃったら？ クーラーが壊れた部屋で、本能に溺れる汗だくえっち、したくないですか……。

 

 

時は8月。最高気温38度。クーラー故障。

説明するまでもなく、このお話はタイトルですべてを察することができます。主人公・弥生の家のクーラーの故障。これがはじまりです。

弥生はひとり暮らし。ひとりぼっちで、クーラーの修理屋さんが来るのを待っています。

 

「エアコンの修理に参りました！ 」待ちわびた修理屋さん、めちゃくちゃイケメン。このイケメンとえっちな空気になるのね！ と期待に胸を膨らませたところ、実はこの修理屋さんと弥生は幼なじみだというディスティニーがありました。

修理屋さんは、昔近所に住んでいた7つ年下の玲だった……。年下好きの人は、ここでじゅるりと涎を飲み込みたくなる。（るり子は飲み込みました。）

 

クーラーが壊れていた部屋で修理屋さんが来るのを待っていた弥生は、ものすごく薄着なのです。それで人前に出て、むしろ男の人家にあげて平気！？ってくらいの無防備っぷりなんですが、ちょっと意識している玲がこれまた可愛いのです。

 

7つも年下の男の子がいつ『男』になるのか……！？ ドキドキ。

 

ついにはじまる、汗だくえっち♡♡♡

クーラーが故障している室内にずっといた二人は、もうすでに汗だく。

 

そんな中、つまづいて転ぶ弥生……。なんとお約束な───なんて野暮なツッコミは要りません。玲を押し倒す形になり、さすがに理性を抑えきれなくなる例。

「…俺…　も…限界…」って言って、奪うような濃厚なキスを。汗だくの体で、ねっちょりとしたチュー。シチュエーションがたまらなくエロい！

 

個人的に、キスしながら上着を脱ぐ玲がツボでした。

「ま…待って…」

そう言って、残ったわずかな理性で玲を制止しようとする弥生に対し、

「…待てない　そんな顔されると止まらないよ」

ですって。このセリフ、私たちの妄想の中で何回言われたセリフか誰か数えてた人いる？

 

タイトルから察するにエロいだけのマンガかと思ってた（失礼ｗｗ）けど、思いのほかキュンポイントが多いのです……。

 

何度も名前を呼ばれて、汗のにおいも立ち込めてて、どう考えてももう理性は働かない。年下の男の子に乳首舐められて、下もいじられて、イイ所見つけられちゃって、あられもない声をあげてイっちゃう。

 

エロい……。

 

「いいよ　イって。イク所見せて」って、もう最高しかない。

 

イったところでお互いに理性を取り戻してあわあわしちゃうんだけど、そこが最高に可愛くて思わず笑ってしまった。いやいや、最後までやっちゃってよ～～～って思ったけど、可愛さに免じてこれでよしとしよう。笑

 

アラサー独身女子は共感できる、1巻のラスト

アラサー独身の弥生。1巻のラストはすべてのアラサー独身女子が共感できる。

 

また───

「結婚する」組と「結婚しない」組に振り分けられる時期か

正直　焦りがない

今は　恋人も　誰かと一緒にいる事も───

 

7つ年下の男の子との再会。何も感じなくなっていた毎日を変えるきっかけになる……かもしれない。

年下男子×アラサー女子の組み合わせってハマる！

 

カラカラに乾いたアラサー女子に『38℃のキス～真夏の午後､クーラーが壊れた部屋で…』をおすすめしたいです。