
あなたはどんなタイプの「男性」が好きですか?
見た目や行動力など、いわゆる「男性らしいところ」に惹かれがち、という人も多いでしょう。
でもその考え、これからは一変するかもしれません!
LGBT(※)への理解を深めて多様性が尊重される時代となり、さまざまな業界での取り組みや考え方がジェンダーレスなものに変化してきています。
男性らしさではなく「その人らしさ」が尊重されるなかで、ジェンダーレスな男性と恋愛関係になる可能性も大いにあるでしょう。
今回は、そんな「ジェンダーレス男性」に出会って感じた私の経験を交え、ジェンダーレスな男性との恋愛やセックスについて考えてみました!
レズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(性別越境者)の頭文字をとった単語。
そもそもジェンダーレスとは?
ジェンダーレスとは、どんな意味かというと
ジェンダーレスとは、性差のない、またはなくそうとする考え方のこと。
生物学的な「性」をセックス(Sex)というのに対し、社会的、文化的な「性」をジェンダー(Gender)という。「ジェンダー」に「レス」(-less)が付いた言葉で、ジェンダーギャップのない、またはなくそうとする考え方を意味する。
引用元:ウィキペディア
ジェンダーレスについてわかりやすいのは、ファッション業界のいう「ジェンダーレスな服」です。
男性がスカートを履く、女性がメンズライクなパンツを履くなど、本来の性別に関係なく自由に楽しむ「ジェンダーレスファッション」や、女子の制服でスラックスを選べる「ジェンダーレス制服」は、ここ数年目にするジェンダーレスのひとつでしょう。
ジェンダーレスと「ジェンダーフリー」の違い
一方で、ジェンダーレスと似ている言葉「ジェンダーフリー」があります。
ジェンダーフリーとは、「男らしさや女らしさにとらわれず、性別による役割分担や偏見をなくし、すべての人が平等に自由に行動・生活をしよう」という試みのことです。
また、さまざまな業界で下記のようなジェンダーへの取り組みも行われています。
- 各自治体で増えている「同性カップルに対するパートナーシップ制度」
- 同性カップルのための「LGBTブライダルフェア」
- 住宅ローンや保険業界による「同性カップル向けのサービス」
- 子どもが欲しい同性カップルの取り組みへの支援
ジェンダーレスついて、みんなはどう思ってるの?
リサーチ・アンド・ディベロプメント(クロス・マーケティングと統合)が調査した「生活者総合ライフスタイル調査システム CORE 2017」(2016年10月に18~79歳の首都圏の一般生活者を対象)の「性別にこだわらない恋愛」についてのデータでは、
- 恋愛に対する自由な価値観は若年層を中心に変化
- 同性婚や性別にこだわらない恋愛に対して、若年層(特に女性)は柔軟性がある
- 年代が上がるほど、特に男性は「男性(女性)はこうあるべきだ」という固定観念が根強い
とあり、男女差や年代差が大きいことがわかります。






ジェンダーレスな男性の特徴
ワタシ個人的には、多様性について以前から肯定的な考えであり、ジェンダーレスな男性の存在にも興味がありました。
中性的な顔立ちの美しさも素敵なのですが、ジェンダーレスな男性は「わたしは、わたしらしく生きている」というアイデンティティがある人が多い気がしており、強い発信力が魅力的だと思っています。
そんなジェンダーレス男性は、美意識が高い、顔や体などのケアやメンテナンスを大切にしている、マッチョで骨太というより、細身・華奢で中性的な体型などの特徴を持つ人が多い印象です。
なお、ジェンダーレスな男性は「男性である」ため、男性的な部分や性欲も持ち合わせています。中性的な部分を兼ねているその人らしい個性も魅力の一つでしょう。








ジェンダーレスな男性と出会ったよ
Aさん(男性)とは、とあるSNSで知りあい、共通の話題が多くてチャットで意気投合。やりとりを重ねるうちに、好きなお店の話で盛り上がり、「一緒に食べたいね!じゃあデートしようよ」ということになりました。
とても楽しみだったのに、会った瞬間なぜか「男性として=恋愛対象として」は、全く見ることができませんでした。




ところが…対面でお話をしていると、まるで女性の友達と話しているような心地よさ。その後もとにかくマメに連絡をくれるAさんの知識の豊富さと優しさに、次第に癒されていきます。
そして、Aさんの不思議な魅力に洗脳?されてデートを何度か重ねいよいよホテルへ!
これまでの概念やワタシの性癖が崩壊していくことに……。
⇒ 【出会い系初デート】イメージと違うって言われないために! 好印象を持ってもらう3つのポイントと注意点
ジェンダーレスな男性はベッドで豹変しちゃう!?
正直に申し上げて、ワタシはこの時点で、期待と不安がいっぱいでした。なぜなら、「服を脱いだら(セックスの時は)よいギャップがあるかもしれない!」からです!
某ホテルにて…


Aさんはホテルの部屋を見て、私以上にウキウキ。
キャッキャッと喜びながらも、「うがいと手洗い、しっかりしなくちゃね♡」と、感染予防対策も率先して行う姿勢から、きめ細やかな性格が伺えます。
ところが、ベッドに座ってずっとおしゃべり。まったり和んでなかなかセクシーな雰囲気になりません。


食事前だったこともあり、いてもたってもいられなくなったワタシ。もう10cm顔を近づけて、先手のキス。






Aさんのキスや前戯はとにかく優しい。永遠に優しい。宇宙ぐらい優しい。いやふわふわしすぎ!!
一向に挿入の流れになりません。でもとってもウットリしてるのが伝わってきます。


がまんできなくなったワタシは彼の上に移動。そしてスイッチオンしちゃいました。ポチ。
「じっとしてて……嫌なら言ってね?」
性的同意として、一応「いたしてよろしい?」と確認をしてから、耳から首筋、鎖骨、指、ありとあらゆるところを舐めていると
Aさんに異変が。


いきなり、高い声で悶えはじめたのです。もはやジェンダーレス男性を超越してイキそうな女の子みたい。
舐めたりハムハム甘かみしてあげたりするたびに、ビクン、ビクン!と身体が小刻みに震え、息も絶え絶え、股間もパンパンな興奮状態に。


M体質のワタシの中で、突如、S心が芽生えてきちゃいました。うふふ。


Aさんの耳元で囁きながら、緩急つけて執拗に耳を舐めたり、手で股間をしごいたりサワサワしたり。


Aさんはもうヘロヘロ。
やりすぎた感ある気がしましたが、時すでに遅し。挿入後の昇天は、お急ぎ便一択のみ♪


そのあとワタシもクンニしていただき、デートはお開きとなったのでした。
超個人的考察 ジェンダーレス男性と楽しむコツ!
ワタシが出会ったジェンダーレスな男性Aさんは、自分からはガツガツいかない受け身な人。
でも性欲は人並みにあり、セックスも好きだし、オナニーもするそう。
ベッドの中のAさんは
- 隠れM体質(オネエではなく女の子になっちゃう?)
- イきたい、でも挿入にはこだわっていない
- イチャイチャだけでも満足しちゃう
- 感度がめちゃくちゃイイ(完全にワタシの偏見)
ジェンダーレスな男性と楽しむには、「ベッドではこうあるべき」という役割や嗜好を一度壊すのがカギ。そうすれば、相手の感じるところを開発する悦びに目覚めることもできます。
新しい感性や愛情を育てるチャンスと捉え、「もはやなんでもあり!」が、ジェンダーレス男性との世界を堪能するポイントだと、体感いたしました!


ジェンダーレス男性の世界を知れば、新しい扉が開くかも?
当記事を通して、ジェンダーレスへの理解やジェンダーレス男性の魅力が、皆さんに少しでも伝われば嬉しく思います。
また、Aさんとの一件から「男性が攻めるべき、女性が受け身でいい」という考えはナンセンスだと感じました。役割分担や自分のこれまでの性的嗜好は取っ払ってOK。相手の悦びを見つけるセックスを楽しむことで、自身のセックススキルや感性・感度もアップすると確信しました。
大切なのは、自分がどう感じるか、正直になること。
新しい時代の新しい出会いで、これまでの概念がまるっと変わることもあります。
ジェンダーレスな考え方をアップデートすることで、ときめく気持ちにも変化が訪れることでしょう。
ニューノーマルな時代、自身が思うセックスへの偏見や思い込みは捨てて変化を楽しんでいきたいものですね♪



この記事を書いた人
イケオジさまから年下男子くんまで、その人独自の色気や伸びしろをみいだして妄想するのが得意な永遠のアラフォー。MにもSにもなれる女優魂が強み。チェリーミーでは、性に悩み性を楽しむ全女子のために、実体験ネタも提供しながら「まじめにかわいくエロキュン」をシェアいたします♪
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