正直なことを言うと、昔の私は、TLコミックに絵もストーリーもそんなに期待していなかったのです。スマホを眺めていて、たまに表示されるTLコミックの広告が気になって、なんとなく読んで。「ふ~ん、こんな感じか」って。
15年くらい前の少コミ全盛期を目の当たりにしていた私にとってTLコミックっていうのは「少コミよりほんのちょっとエロいマンガ」という認識でした。(マジであの頃の少コミはエロかった。)そんな中、山口ねね先生に出会った。そう、がっつりTLにハマったきっかけは山口ねね先生でした。
私が一番最初に読んだ山口ねね先生の作品は『快感・ジュリエット』です。
TLコミックって、こんなにエッチできゅんとして可愛いものなんだ……
電子コミックサイトで1巻無料キャンペーンをやっていたか、もしくは1巻半額キャンペーンをやっていたか……。かなり前のことなので記憶が曖昧ですが、「表紙、可愛い。評価も良い! 読んでみよう。」これが『快感・ジュリエット』との出会いでした。
社長令嬢である絹と、社長に敵対する専務の息子、弦のオフィスラブ。はじめは険悪だったのに、どんどん親密になって、これ以上ないってくらい愛される王道っちゃ王道のオフィスラブです。
でも、登場人物がみんな魅力的でね、ヒロインの絹は可愛いし、弦はカッコイイ。そして何より、半ば強引にはじまるセックスがめちゃくちゃエロい。
女性向けで、こんなにえっちで良いの!?!?!? TLってすごい!
キャラクター、ストーリー、えっち、どれをとっても最高で、興奮と胸の高まり収まらず。
強引なえっち(でも途中から涎垂れちゃうくらい気持ちよくされる絹)のあとの、絹と弦の気持ちの変化が甘酸っぱくて。こんなオフィスラブ、私もしてみたかった──。何度読み返しても、ニヤニヤしちゃう。
『快感・ジュリエット』は全3巻なので比較的手が出しやすいはず。「TLコミックのおすすめは? 」って聞かれたら、山口ねね先生を読んどけ! って声高らかに言いたいです。
山口ねね先生の作品って、1冊600円。電子書籍市場からしてみると、若干高めかなと思うのですが、新作が出るたびに作者買いします。
えっちもストーリーもハズレなしなのです。ヒロインが処女モノが多いんだけど、それがまた甘酸っぱくてね、きゅきゅきゅ~~~ん♡ と乙女心をくすぐられるのです。
『ビタースウィート』もおすすめです!
まだ未完の作品なんですが、『ビタースウィート』も月に1回読むくらい好きな作品。この記事を書いている2018年4月現在、4巻まで出ているんですが、巻数を重ねるごとにエロくなっていく。
主人公の佐奈は就活に失敗したカフェアルバイト(処女)。処女卒業のため、お店の常連の笹井さんとエッチすることになり──という内容なんですが、佐奈がなんと“名器”の持ち主でね。「処女、俺が貰ってやるよ」とか言ったわりに、挿れた途端余裕がなくなる笹井さんにまたときめく。
1巻、2巻、3巻、4巻、どんどん加速していくエッチシーン。「中に出して/////」はもう当たり前、道具を使ったり、果てにはア●ルセックス。オラ、驚いた。まさかTLコミック読んで、ア●ルセックスに遭遇するとは、思いませんでした。笹井さんいわく、「ア●ルの方が持つんだよ」とのこと。あぁ……佐奈、名器だからね。ずっと余裕なかったのねって、ちょっと目頭熱くなりましたよね。
『ビタースウィート』はるり子愛用の電子書籍サイトの中でも断トツで評価の高い作品。1巻あたり若干高めですが、完結してませんが! それでも読むべき作品です。
山口ねね作品を全部回収すべく、るり子も毎月ちょっとずつ買い足しておりますです。個人的な感覚ですが、1巻完結の読み切りタイプも良いけど、連載モノこそ山口ねね作品の魅力が光っている気がします。連載の方が濃ゆくてスキ。あぁ、今日も山口ねね作品を読んでから眠りにつこう……。
この記事を書いた人
とにかくイケメンと年下が好き。 趣味はボディケアの元エステティシャン。LCラブコスメの盲信者★☆ 23歳くらいに見られることだけが自慢のアラサー。(たぶん精神年齢の低さが見た目に出てる…) 最近の趣味は筋トレと痩身エステ。
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